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過去の学者が提唱してきた学説のうち、印象に残ったもの。真偽のほどは定かではない。 よくある「○○問題」もここに書く。
植物の成長速度や収量は、必要とされる栄養素のうち、与えられた量のもっとも少ないものにのみ影響されるとする説。 直感的に説明するために、「ドベネックの桶」という考え方が用いられる。 これは、物の成長を桶の中に張られる水に見立て、桶を作っている板を養分・要因と見立てると、一枚の板が長くても、 一番短い部分から水が溢れて、結局水の高さは一番短い板の高さまでとなる、というもの。
現在では、それぞれの要素・要因が互いに補い合う場合があり、最小律は必ずしも定まるものではない、とされている。
生物の種は絶えず進化していなければ絶滅する、という仮説。ルイス・キャロルの小説「鏡の国のアリス」に登場する赤の女王の、「同じ場所にとどまるためには、絶えず全力で走っていなければならない」という言葉にちなむ。「他の場所に行きたかったら、2倍は速く走らなければ。」
"A slow sort of country!" said the Queen. "Now, here, you see, it takes all the running you can do, to keep in the same place. If you want to get somewhere else, you must run at least twice as fast as that!"
人工知能は起こりうる出来事の中から、解くべき問題に関連することだけを振るい分けて抽出し、 それ以外の事柄に関して当面無視して思考しなければならない。全てを考慮すると無限の時間がかかってしまうから。 つまり、枠(フレーム)を作って、その枠の中だけで思考する。
ところが、一つの可能性が当面の問題と関係するかどうかをどれだけ高速のコンピュータで評価しても、 振るい分けをしなければならない可能性が無数にあるため、抽出する段階で無限の時間がかかってしまう。 これがフレーム問題である。