正月のプログラマー
2004.1.1
※合計画像サイズが約170KBあります
正月になると祖父母の家に行き
料理など食べながら親戚と正月を過ごすのが
ウチの恒例の行事だ。
この2004年も例外でなく元旦には祖父母の家へ行った。
ところでこの祖父母の家には、
とても素敵なものがある。

古いパソコンだ。
俺の尊敬する叔父さんが昔使っていたものだろう。
とても年季が入っているが、それがいまだこんな
キレイな形で残っているのが感動だ。

パソコンの横を見ると、日本語BASIC
なんてのの箱もある。

フロッピーはもちろん5インチの時代。
薄っぺらくてクニャクニャしているので、
データの保護には頼りない感がある。
いや、それにしても貴重な代物だ。

さすが僕の尊敬する叔父さんだ。
叔父さんが昔使っていた本棚には、
古いコンピュータ関係の書物もある。

ちなみにこのパソコンの型は
PC-286VFというらしい。
メモリは640KBしかない。
(僕のPCが192MB)

キーボードも昔のものだが
これは今のものとはそんなに変わらない。
COPYキーは何だろう。
あ、わかった、プリントスクリー
(違
…そして何よりこのパソコン。
普通に起動なされる。(尊敬語)
おじいさんおばあさんの丁寧な保存に
深く感謝したい。

この時期のパソコンは、マシン自体に
ソフトが入っていないのでディスクがないと
何もすることができない。

ディスクも叔父さんが使っていたものが沢山
残っていたので、とりあえずゲームのディスクを
入れてみる。
懐かしの
「ゼビウス」や、
「キャッスルエクセレント」もあった。
(若者で後者を知っている人はそういないだろうが)

と、いうわけでディスクをセット!!

おお、画面が出てきた!
感動です。フロッピーもイカれてない〜

レトロ感覚が漂うブロックくずしをプレイ。
うわぁ〜 昔のパソコンっぽい〜
しかしこの頃のゲームのプログラム。
パソコンによる互換性やウエイトなんて
考えている余裕はなく、ましてや
FPSの調整などできるわけがない。
つまり、
パソコンの処理速度でゲームが動いてしまう。
このパソコンだとこのブロック崩し、
ボールの移動が速すぎて見えない。
(ボールが降りてくるまでコンマ3秒くらい)
しかも昔のゲームだけあって
衝突判定もお粗末だし、
何より
絶対にパドルが追いつかない
ボールが存在してしまう。
いくら昔で プログラミング自体に制限が
多かったとは言え、これはちょっとひどい。
俺でも、もう少しマシな…
ん?
ちょっと待てよ?
俺は小学生の頃、
MSXという
だいぶ古いホームコンピュータでBASICを
やっていたことがある。
(どんな小学生だ)
よって、当時のコンピュータのノウハウが
なんとなく分かってしまったりする。
(どんな現代人だ)
これもMSXと同じくらいの古さのパソコンだ。
もしかしたらこれもあれと同じ要領で…
ということで、プログラムを強制的に中断。(ぇ
祖父母の家の誰も居ない二階で、
忘れ去られたパソコンに向かい
忘れ去られたコマンドを打ち込む
サイト俺式の管理者。
はい、ソースを表示。
ちょろいもんだネ☆(マテ
これはプログラム冒頭のコメント文に記された
ソースの情報の一部。
1982年の11月12日に製作されたものらしい。
おいおい、20年以上も前のプログラムじゃないか。
それを今こうしてソースを開いてるって、すごいことだな。
し、しかもこれで
バージョン3.0だ!
下の
PC-9801に時代を感じる。
そしてこのプログラム。
見れば見慣れた単語ばかり。
そう、
俺が昔やっていた、BASICで書かれている。
昔特有のものもあるが単純であるが故にすぐ理解できる。
フッ、MSX時代を駆け抜けたこの俺に、
BASICのプログラムとはな。
行番号が懐かしくて思わず笑っちまうぜ!!
(↑だからどんな現代人だよ)
プログラムを表示させ、流れ行くソースを速読しながら
それっぽいところで止める。
(この頃はプログラムのソースを
プログラムリストと言ったものだ)
なるほど。ここがパドルの衝突判定だな。
単純な処理だな〜 まあ当然だが。
ああ、この変数がこれなワケね。
で、これがあからさまに反射の処理だから…
元旦から、20年前のゲームに対し
プログラム改変を行う俺という名のダメ人間。
速度と衝突判定を調整し、
ボール数も999個に増やして
改めてプレイ。うん、楽しい♪
最近のゲームはビジュアルやシステムにこだわる。
それはプログラムとマシンの進化であり、発展だ。
俺達自身がそれを求めて進化してきたのだから、
それを少しも否定することはないし、
今の時代にこんな古いゲームも遊べない。
だけど、こういう単純な画面で
単純な処理で単純に動くゲームを見ていると、
俺はMSX時代を思い出して、
忘れていた何かを思い出せる気がする。
ゲームプログラミングの原点はここにあるんだと、
実感することができるんだ。
(↑だからどんな現代人や)
元日の昼からそんな思いに浸ったところで、
何となくORESHIKIと打ち込んでみる。
(何故)
な、なつかしい!!
シンタックスエラーだって!!
昔よく見たなぁ、このエラー文…
(一人でダメな自分の世界へ)
あと、イリーガル・ファンクションコールとか、
ミッシング・オペランド、
アウトオブデータとか、
ディビジョン・バイ・ゼロ…
サブスクリプト・アウトオブ・レインジ…
あれ?なんか昔のエラー文って、
響き凄いカッコ良くないですか?
(ゲームに使おうかな)
上のエラー文達を知っている人が
俺式閲覧者にいたとしたら、
私はその人を尊敬します。
じゃ、元日でめでたいにも関わらず
俺の独善な文章で終わってしまった
このレポートも、ここらへんで。
ちなみに昔のゲームでも、結構凄いのもありますよ。
ゼビウスなんてそのいい例ですし。
多分このマシンは8色画面だろうけど、
他の色と混ぜて一生懸命やってますね。

今俺らがこうして優れたマシンで
ネットやプログラミングができることに
感謝しなければなりませんね。