講義室で鍋を調理する

2004-12-12

僕が高専1年の頃という、今となっては遥か昔の話だが、
かつて僕は学校の昼休みにおでんを調理して食べるという
よく分からないことをした経験がある。

学校でおでんを加熱調理するという行為は、
当時としては衝撃的であったが、そのインパクトも
時間という流れの中で色褪せていった。

それどころか、僕ら2年情報科の後輩にあたる1年情報科は
最近ミルク鍋などというものを調理したのだそうだ。
流石に僕らの後を継ぐだけのことはある。

と言うのも、去年改装をした棟にはコミュニティルームという
部屋があって、そこにはクッキングヒーターやら何やらが
備えられているため、快適に料理できるのだそうだ。
5年の先輩も、よくそこで調理をしていると言っていた。


なるほど、コミュニティルームね。
最新式の設備はさぞ使いやすいものだろう。


だが奴らはわかっていない。
男の料理には、そんなハイテクは要らないのだ。
そんなものに頼らずとも素晴らしい調理ができることを、
おでんの伝道者である俺たちが見せてやる!!

冬と言えば鍋。今日の様な寒い日こそ鍋!!
そんな冬の醍醐味「鍋」を、オーソドックスに
カセットコンロでやってやるぜ!!
集え、2年情報科の覇者たちよ!!今こそ
「テスト明け記念、行き当たりばったり鍋パーティ」
を開く時だ!!







― 人は、過ちを繰り返す ―


















今回も数々の画像を惜しみなく使用しているため、
このページに使われた画像の合計サイズが500kb近くあることを
閲覧前にご留意頂きたい。
しかし、去年とは写真を撮るのに使用している携帯が新しいものに
変わっているため、画像は全てsxgaで撮影したものを加工。
以前より遥かに高い画質でお送りする。








日曜14時の学校に、集いし仲間たち。
その集合場所はコミュニティルームでも何でもなく、
普通に講義室だ。





今回の企画者も俺と、俺の友人のT田である。
今回は俺が自宅からカセットコンロと鍋を持参。自転車で。
なんか家を出る時母親に凄い心配そうな目で見られたが、
そんなものはこれからやる壮大なプロジェクトに比べれば
小さな難儀である。



さて、ここで今回のプロジェクトの参加メンバーを紹介しようと思う。
プライバシー保護のため、それぞれ名前はコードネームで示し、
全員にサングラスと白マスクをかけてみた。






T田
彼が「テストの打ち上げやろうぜ」とか言ったのが
今回のプロジェクトの始まり。
陸上部で足が速いが、時々突拍子も無いことを言い出す。
マイナーな音楽とベクターのフリーゲームが大好き。



間久部
現在、俺の所属する演劇部の部長。
左の写真で、手に持っているのは銃。
髪型とか眉毛をいじると、イケメンから教師まで、
様々に変化することができる。



チョップ
アメリカ人男性のような大きな体格でありながら、
様々な格闘技術・サバイバル技術を修得している。
また、歴史的知識や雑学に明るく、ゲーマーでもある。
一人居ると何かと便利な存在。しかも生まれは韓国。




演劇部。電子制御工学科。
自分の意志を貫き、冷静な判断をする男。
時々急に怒り出して怖い。
メタルギアソリッドやスターウォーズが好き。
背が高くて羨ましい。



ピエール
発言や行動が楽しい。何をやってもそこそこの
結果を出すオールマイティ。管理人の
数少ないプログラミング仲間でもある。
よく腹を悪くするくせに、落ちたものは何でも食べて
しまう
ので、彼の健康のために周りの方が気を使う
ことがしばしばある。



ヌマ
髪質が固く、前髪のストレートがカッコイイ。
管理人は昔良くパソコン関係のことで世話になった。
最近はちゃっかりドラクエ8を始めた。



nishi
自分のサイトを15万で売ったほどの技術者。
クラスに一人必要な楽しいキャラクター。
時々バイトのシフトが激しくて過労している。








とまあ、これに俺を足して計8人のメンバーが揃ったわけです。
ちなみに本当は友人のシンゴも参加するはずだったんですが、
風邪引いたそうです。(ぁ


さて、カセットコンロにカセットをセットして鍋を乗せ、
よし、行くぞ!!









もちろん材料を買うところから。






今回、鍋はちゃんと持ってきて一見準備がいいように見えるものの、
包丁を始めとした調理道具は一切用意していない。
ここからも、俺たちの行き当たりばったり感がよく出ている。


とりあえず、前回のプロジェクトでフライパンを買ったあの店
鍋の材料を買いに行く。







色々なものが売ってる店なので、ここだけで必要なものが
揃ってしまった。なんかとんでもないものを買いたい気持ちも
あるが、まず真面目に鍋に使う食材を購入していく。
みんなで1000円くらいずつ予算を出し合ったので、
金銭面的には問題がなかった。







白菜、ネギ、もやし、しいたけ、肉、卵などを購入。
つめ放題100円の格安みかんや、贅沢にも調理用にとミネラルウォーター
なども購入し、準備は万端だ。
「寄せ鍋の素」という無難なものも買っておいた。
ただしその他の調味料は醤油が少々しかないため、その辺り不安だ。








穴あき包丁が103円というビックリプライスだったので、
100円の小さなまな板とともに買っておいた。
調理道具から購入しているあたり、頭が悪い。







さて、いよいよ調理に入るわけだが、流石に講義室で火を
使った調理をするのはまずいと思われる。
(※調理すること自体が間違っている。)
しかしその辺もご安心。








チョップ料理長がベランダでやってくれました。
背中が孤独さを物語ってます。








まず肉から入れてみてわかったが、肉のチョイスを誤ったようだ。
なんかアクっていうか寧ろが分解してやばい感じになってる。
必死にアク(っていうか油)を取り除く俺たち。








「ああ… アクとかマジやめてくれよ…」
の図。







そんなことと同時並行で、仲間達は野菜を切ったりしてくれている。








間久部に至っては、コンニャクの水切りを
彼の彼女が見たら泣くようなスタイルで処理してくれた。







そんな感じで鍋の調理は適当に進み、思いついたままに
野菜を入れたり醤油を加えたりしてみる。
しかし何か味が足りない。








調子に乗って麩とか入れまくりました。(えー)








一応完成したので、恐る恐る食べてみる。
調理は外で行ったし、演劇部が普段この部屋でカップラーメンとか
普通に食べたりするから、鍋を食べるだけなら大丈夫だろうとの判断。









お!








何というか、不味くはない。

不味くはないが、それほど美味しいわけでもない。
しかし食えることは食える。




そんな微妙な感じだったが、意外に麩は美味くて
鍋の具は消えていく。具がなくなってきてそれから、







この子達うどんとか入れるんですもん。





洗うこともなしにダイレクトに入れたためか、
なんかトロみが凄い。

豆腐とか白菜とかはまだ全然残ってるので、もう一つ別の鍋が
できそうだ。次の鍋のことを考え、調味料の味噌を買いに行く俺。







味噌買って帰ってきたら
よけいトロみ ましてるー!!


(ていうかなんか凝固してるー!!)





なんか気持ち悪い料理というか「食べられるもの」ができたが、
おいしくない。それでもこれは俺たちのつくった男の料理。
必死に片付けて、次の鍋に進むことにする。






とりあえず買ってきた味噌で味噌汁にして
余ってた野菜とか入れてみた。見た目はいい感じだ。






ここで韓国生まれのチョップが持参してきた、
本場韓国のうまいキムチが登場!!
これを鍋にぶっこんで、キムチチゲだぜ!!





ただしこの時点まで来ると僕ら、テンションがおかしなことに
なっている
ので、みんな手がつけられなくなっている。
そこらへんにあるものをなりふり構わず投入し出す。
何でも入れれば丸く収まると思ってしまう、鍋の魔力。






はい、モヤシ祭り。
もうモヤシしか見えない。






しかし、あれだ。ここは普通に講義室だ。
俺たちは今学校の講義室で鍋をやっている。
っていうかかなり問題のある行動のような気がする。


このサイトは高専の教官が目にすることもあるらしいが、
見られたらその時は大人の目で笑って見過ごしてくれる
ような展開をただひたすらに祈るばかりだ。
なんか言われることがあったら、
「今度の演劇で鍋をやる芝居をやろうと思いまして」
と言って乗り切ろうと思う。



そもそもこの状況が面白い。






この「鍋をやっている一角」を撮影すると、凄い楽しい
アットホームな感じで美しい。和やかだ。






しかし、この「鍋をやっている一角から撮影すると、
とんでもない違和感が僕らを襲うのだ。
何やってんだ俺ら。





ちなみに、2回目にやったキムチチゲは チョップの力もあり、
かなり美味しいものに出来上がった。
1回目に比べて断然良いものができたわけだが、
終わりが良くて本当に良かったと思う。






正直、今この文章を打っている段階で俺は大分眠いので、
とっとと写真でイメージだけ伝えて終わりにしたいと思う。
投げやりだと思われるかもしれないが、投げやりなので仕方が無い。









ということで恒例の記念撮影でーす。
nishiはバイトのため途中で抜けたので、
申し訳ないですが修学旅行休んじゃった人みたいな扱い
にさせて頂きます。


っていうか、途中に鍋の場に現れてしまった、
僕がこよなく敬愛する演劇部の先輩も巻き込みました。
普通に写真に写ってますね。





さて、適当に企画して適当に実行した今回の鍋パーティですが。




なんかもういいですわ楽しかったから。

講義室の排煙装置とか作動しなくて
良かったよマジでさ。






ということで、テスト明けのいい気晴らしと、
おでんに次ぐ素敵な思い出になりましたとさ。


では皆さん、今日はこのあたりで。











え、何ですか。集合写真にが写っていないと。


そりゃまあ僕はこのレポートを作る側の人間ですからね。
仕方ないですよね。

でもですね、やっぱり僕も何も写ってないと寂しいわけで。
一緒に写真の中に写ることでより思い出を共有したいとも
思うわけですよ。


そうしたら、仲間たちがそんな僕のために
僕のための記念撮影をしてくれたんですよ!!














































以上をもってレポートのシメとさせて頂きたいと思います。