2010年の4月から、僕は東京の某IT企業で働くことになる。
そのため、2月の頭から東京で一人暮らしを始めた。
夢と不安に満ちあふれた、初めての一人暮らし。
お金のやりくりや、日々の生活の一つ一つを、
これからは自分一人でやっていかなくてはならない。
しかし、それは逆に全てを自分の思い通りにできるということでもある。
何事も、初めての体験というのは1回しか経験できない。
そして初めての体験からは、学べることがたくさんある。
今日は自分を後から振り返るための記録を残すついでに、
初の一人暮らしに浮かれている僕の、新生活ライフを紹介しよう。
僕が考える一人暮らしのメリットをまとめると、以下のようになる。
・都心へのアクセスが大幅に楽になる
・自分の成長、自立につながる
・行動や選択の制限が少なくなる
何故東京で一人暮らしをするのか。
一番の理由は、会社までの通勤時間が短縮できるからだ。
実家からだと最速の交通手段を用いたとしても、ドアtoドアで2時間はかかる。
だが今の新居からなら30分くらいだ。
これが往復になると、毎日3時間の差が出てくることになる。
さらに僕はエンジニア職だから、仕事が終わるのがどうしても遅い時間になるだろう。
実家通いだと、電車の終電も早くなってしまって大変だ。
というわけで東京で働く以上、実家から通うという選択肢は考えられない。
そして何より自分をしっかり自立させるという意味でも、
僕は一人暮らしをしてみたかった。
今までずっと料理も洗濯もしたことがなかったので、
そういったことも、これを機に始めてみたかった。
家事全般に、公共料金の支払いに、日々の雑務。
今までは偉大なる母という存在がそれをやってくれていたが、
いつまでもそれに頼るわけにもいくまい。
東京に住むことでフットワークが軽くなるというのも大きな利点だ。
新居からは、新宿に電車で20分程度、200円程度の運賃で
アクセスすることができる。
今までは新宿に行って帰ってくるだけで3000円かかっていたのだから、
この差は大きい。
ちょっと都内で飲み会やイベント、というのにも
経済的にも精神的にも、気軽に行くことができる。終電も遅くなるし。
東京は家賃が恐ろしく高いが、僕はこの家賃は
都内にアクセスするためのフリーパスのようなものだと思っている。
だから東京に来たからにはどんどん動かないという損になるね。
さらに同世代の友人も、実家を出て
都心から遠くない場所に住んでいることが多いので、
友人を家に招きやすくなる。
というか今まで実家は田んぼばっかりの駅から遠い場所にあったし、
広くない家に家族もいた手前、友人を家に招くということはほとんどなかった。
それが一人暮らしなら気軽に友人を招くことができる。
憧れていた「自宅で宅飲み」というのも夢ではなくなる。
それ以前に、家族を招いてもてなすことさえできるのだ。
もうひとつ言えば、生活を完全に自分の好みにカスタマイズできる
というのも一人暮らしの楽しみだろう。
部屋のインテリアや家電なども、費用という制限はあれど
基本的には自分の好きなものを選ぶことが許される。
まして僕は「俺、クリエイティブなことがしたいわけよ」
とか言っちゃう若者だ。
部屋をどんなレイアウトにしようか、インテリアをどうデザインしようか、
考えただけでも胸が踊る。
ということで、楽しいことずくめの一人暮らし。
しかし、当然ながら嬉しくないこともたくさんある。
言わずもがなだが、一人暮らしの一番の問題は、金と手間がかかることだ。
すなわち、時間的コストと経済的コストである。
実家暮らしでは、一般的には母親が家事をまとめてやってくれる。
一人暮らしをすると本当に痛感するが、
母が毎日やってくれている家事というものは本当に手間だ。
料理とその片付け、洗濯、掃除、ゴミ出し、
全部まともにやっていると結構な時間がかかる。
さらに食べ物や日用品が無くなったら買いに行かなければならないし、
物のストックや食べ物の消費期限などを管理するというタスクも増える。
これを家族全員分毎日やっているというのだから、
母という人には本当に頭が下がる。
そして時間と同様に大きなコストを生むのが、お金である。
世の中、「まとめてやった方が効率がいい」というのは多くの場合に言えることで、
人間も一人で住むのは一番効率が悪いと思う。
料理もまとめて作った方が早く・安く・美味しく作りやすいし、
電化製品や本だってひとつあれば多人数で使うことができる。
電気・水道・ガスも一人で使うには無駄が多い。
風呂とか入っているとホントにそうだ。
そして公共料金以上に厄介なものは、家賃という存在。
東京の家賃はどうかしている。
需要があれば基本的には安くなりますよ、と中学の社会科では教わったが、
人が溢れている東京では家賃は足元を見たように高い。
僕は今家賃が7万5千円の1K(6帖)に住んでいるが、
これも周辺で見ればまだ安い方だ。
同期の中には10万以上のところに住んでいる人もいる。
地元の田舎では6万もあれば2DKとか3DKとかの
いい家に住めるので、それを考えると虚しくなる。
もともと都心の近くに住んでいる実家暮らしの人は、
金銭面に関して言えば大きなアドバンテージだ。
7万5千円の家賃だと、1年で90万円払うことになる。
さらに新生活を始める際に、契約料や家具を新しく買うための費用などが
かさむことを考えると、僕と都会人では、
1年後に150万円以上の支出の差が生まれることになるのだ。
さらに実家暮らしは(家族がやってくれる場合は)
家事に時間を奪われないというアドバンテージも持っている。
僕は単に悲観をしているわけではない。
僕が言いたいのは、それだけ高いコストを払って一人暮らしをするのだから、
そのコストに見合った見返りを、一人暮らしの中に
見出していかなければならないということである。
それは例えば料理の腕を上げるとか、タスクの管理能力を上げるとか、
誰にも邪魔されずに勉強に打ち込むとか、
そういうところから始まるのだろう。
新生活開始から、仕事の初給料までにかかる費用はハンパない。
僕より2年前に就職した友人が
「一人暮らし始めるときは、お金すげーかかるよ、貯金しとけ」
と言っていたが、本当にその通りだった。
僕は新生活にかかる費用を、ほとんど自分で負担した。
それは家の経済状況に余裕がないというのもあったが、
これまで裕福とは言えない家庭で16年間学校に通わせてくれた
偉大なる両親に、これ以上負担をかけたくないという思いがあったからだ。
今後東京に住もうと思っている若い人がいたら言っておきたいが、
東京は家賃が高いので、家を契約するだけでも
かなりのお金がかかることに注意されたい。
僕は入社前に早めに一人暮らしに慣れておこうと
2月頭から住み始めたが、その場合は以下のようなお金がかかる。
・2~4月ぶんの家賃
・仲介業者への契約料(大抵1ヶ月ぶん)
・敷金・礼金(大抵合わせて2ヶ月ぶん)
つまり家を借りて住むだけで、初給料まで家賃6ヶ月ぶんくらいの
お金が必要になるのだ。
7万5千円の家を借りたとすると、45万円かかる計算になる。
なお、実際には鍵交換費とか保険料とかでもっとお金がかかる。
ちなみに僕の場合はこの馬鹿らしい初期費用をできるだけ抑えたかったので、
敷金・礼金がゼロの物件を探してそこに決めた。
別に怪しい物件ではなく、築10年程度、駅から徒歩5分の比較的良物件だ。
さらに仲介手数料も半分という不動産会社だったので、
トータルの初期費用は2月の家賃込みで21万程度で済んだ。
友人は家賃6万5千円のところで30万以上初期費用がかかったと言っていたから、
僕は安く済んだほうだろう。
そして家を借りる以外にもまだまだお金はかかる。
・家具(まともに買うと10万以上)
・家電(まともに買うと10万以上)
・雑費(なんだかんだで3万とかいく)
・食費(自炊しても月2~3万)
・光熱費(月1万は軽くいく)
・趣味、交遊費(財布と相談)
僕は新生活を始めてから使ったお金を事細かに記録しているが、
家を借りて住み始めてから1ヶ月で、60万円くらいはかかった。
さらに3月・4月の家賃と生活費を考えると、
プラス25万くらいはかかるだろう。
結局、3ヶ月間暮らすと初給料までに90万近くかかるのである。
ちなみに家具だが、安くてまあまあの品質ということで人気の高い
イケアとニトリで買い、ちょっとしたものはホームセンターで揃えた。
おしゃれなインテリアを求めて東急ハンズやロフト、
東京のインテリアショップなども巡ってみたが、
やはり値段が高くていちいち買ってはいられない。
家電を買うときは、家電激戦区と言われる池袋の電気屋と、
秋葉原の電気屋を一通り巡ってみたが、個人的には
秋葉原のオノデンが白物家電は一番安いと思った。
ヨドバシで5万近くする冷蔵庫が3万以下で売っていたときは
思わず買った。
物を買うのは費用だけでなく、店を回ったり、届いた家具を
組み立てたりする際の労力も大きなコストになるので大変だ。
買った家具・家電・雑貨をまとめると大体以下のような感じかな。
・ふとんセットと毛布(9000円)
・足つきスプリングマットレス(11000円)
・デスクソリューション(15000円)
・ワークチェア(4000円)
・カーテン(2000円)
・本棚やカラーボックス(計10000円)
・洋服入れや書類入れ(計6000円)
・ラグや玄関マット(計5000円)
・ローテーブル(3000円)
・スタンドミラー(3000円)
・調理器具、台所用品など(約20000円)
・バス用品、日用雑貨など(約20000円)
計11万1000円
・シーリングライト(6000円)
・137Lの冷蔵庫(30000円)
・全自動洗濯機(25000円)
・5.5合炊き炊飯器(5000円)
・オーブンレンジ(14000円)
・24インチ液晶モニタ(18000円)
・地デジチューナー(16000円)
・クリップライト(2000円)
計11万6000円
家電や家具は色々探して結構安いものを買えたと思うが、
それでもやはりこれだけのお金がかかっている。
実際にはこの他にも、ディスプレイのケーブルやタコ足コンセント、
洗濯用ハンガーや洗剤など、買わなきゃいけないものはどんどん出てくる。
一人暮らしの初めは「あ、あれが無い!」の連続だった。
ちなみに家電を探していて特に高く感じたのはテレビ。
今時はみんな地デジ対応の液晶だから、19インチとかで4、5万とかはザラだ。
僕の場合はパソコンの拡張ディスプレイも兼ねて液晶ディスプレイを買い、
別途地デジチューナーを購入した。
結果的に安く上がったし、PCでの作業は快適だし、
24インチで映像もデジタルで綺麗なので満足している。
あと炊飯器が5.5合炊きで5000円は破格だった。
ポイントつけたら600円で買えた。
ご飯はまとめて炊いた方が楽だし美味しいので、
いつもたくさん炊いて小分けにして冷凍保存している。
炊きたてですぐ冷凍しちゃえば解凍しても美味しいままなので、
一人暮らしにはおすすめ。サト○のごはんとか買う気なくなるよ!
さて、こんなところまで読んでくれたみんなには僕の部屋を紹介しよう。
部屋を作るのは楽しかったが、労力的にはなかなか大変だった。
BEFORE : 入居時の状態
典型的な6帖の1Kだが、何せ最初は何も無いのだ。
家具も実家から持っていくようなことはしなかったので、
強いて言えば姉から譲り受けた電子ピアノくらいしか無い。
入居日当日に家具と家電を買いに行ったのだが、届くのは数日先。
とりあえず寝れなきゃ困ると、布団だけは店から持って帰ってきた。
初日の夜。布団はある
新生活初夜は、家から持ってきた本と布団だけの状態。
快適とは言えない寝床で、逆に朝はすぐ起きることができた。
とりあえずネットが無くては始まらない、と
翌日は真っ先にネット環境を手に入れるために動いた。
出先でネットを使うことを考慮し、イー・モバイルのポケットワイファイを購入。
正直家で使うには遅いけど、まあ何とかなるってレベル。
初自炊
最初の数日間は冷蔵庫もレンジも無いので、
近くの牛丼屋に行ったり、冷えたパンでサンドイッチを作ったりする切ない食事。
冷蔵庫が届いてからは、いよいよ料理に挑戦してみた。
とは言え、レシピも無いし経験も無いので、
直感を頼りに失敗の無い「具材をぶっこんで煮込む」という漢の料理を実践。
写真は野菜とウインナーのトマトキムチ煮込み。
ご飯も炊いたよ!
生まれて初めてまともにご飯を炊いてみる。
米を研いだのなんて家庭科の授業以来かもしれない。
数日ぶりの温かいご飯に感無量…
AFTER : 何ということでしょう
1ヶ月も経った今では、家具も入ってこの通り!
こいつら狭い部屋で組み立てるの、大変だったなぁ…
本棚はイケアで4000円という破格のプライス。
たぶん買った人結構いるのでは。実際知り合いで買ってる人いたし。
しかし家具が入ると、まっさらな部屋のときよりも
逆に広く感じるから不思議だ。
空間の使い方ってのは大事なんだなぁと思う。
クリエイティブな壁と安らぎのベッド
ベッドはイケアで買ったスプリングのマットレス、
布団はニトリの新生活用ふとんセットという安さ最優先コンボだけど、
これがなかなか寝心地がいいんだよな…。
寝心地がよくて一瞬で二度寝の魔力にやられるほど。
正直実家よりも寝やすい。
そしてマクロファイバーの毛布は軽くて超あったかいのでオススメ。
一人暮らしをいいことに、壁にはたくさんアイディアメモや、
構想中のゲームのラフを貼っていつでも見れるようにしている。
鮮やかなローテーブル
ローテーブルとラグとクッションは、やはり人を呼んだときにはあってほしいもの。
アクセントきかそうと思って鏡面仕上げのライムグリーンのものを購入。
これを置いたら部屋の印象がパッと明るくなった。
テーブルの上には常にバナナとりんごを常備。
バナナは安いし栄養価あるし手が汚れないし腹にたまるので、
一人暮らしには便利なアイテムだ。
姉から譲り受けた電子ピアノ
姉がライブなどで使っていた持ち運びのしやすい電子ピアノ。
一人の夜が寂しくなったときなどはこれを弾いたりしている。
曲を作るときに適当に音を鳴らす程度のレベルなので、
あまり楽譜を見て練習するようなことはしない。
そんなわけで楽譜立てに時計が置いてあるという不思議な光景。
家具がないうちは、とにかく「その時あるもの」を使うことになる。
例えばこの電子ピアノの椅子とか、一人暮らし初期は大活躍してた。
カラーボックスは一人暮らしの定番
このちょっとしたカラーボックスは、安いのにかなり重宝する。
最初、炊飯器なんか買ったときの箱の上に置いてたし。
家具が無いうちは空間を縦に使えないし、床に置くしかないので
腰が疲れて大変だった。
人生に行き詰まったときはヒントを
ふと思いついて作ったのが、こちらの「ヒントカード」。
気に入った名言とか、統計的な事実とか、心に刺さったコピーとかを
カードに書いて適当に入れてある。
創作活動に行き詰まったときなどにカードを見れば
何かヒントになるかも、と思ってやってみた。
ちなみに黒い文字の部分は、黒画用紙を使って地味に自作。
粘着力の弱い「綺麗にはがせるシール」でくっつけてある。
賃貸なので、はがせるシールは大活躍する。
調理棚。生活感あるだろ!
台所は狭いけど、収納が無いと困るので背の高いカラーボックスを置いた。
調味料や皿など、まともに料理をしようと思ったら物はいっぱい要るし。
真ん中の赤い布がしいてある部分は作りかけの料理を置いておくためのバッファ。
調味料はかなり揃ってます
料理をやり始める際に、まずは調味料だろうと思って、
調味料を大量に買い込んだ。
とりあえず普通に料理するぶんには困らない程度には揃っている。
ただしこれだけあって、マヨネーズは無い。
もともとマヨネーズってあまり使わないし、賞味期限が短めなので。
洗濯もしてます
最初に見に行った物件は洗濯機置き場が外とかだったんだけど、
そこにしなくてよかったと本当に思ってる。
はい、恒例の冷蔵庫の中身拝見~
基本的に一人暮らしの料理は賞味期限との戦いだと思う。
大体まとめて作って冷凍保存するスタイルに落ち着いたので、
冷蔵庫の中身は少なめで、冷凍庫は満杯。
ていうかドアtoスーパーが自転車使えば1分なので、
必要なものをその都度買いに行けばいいんだし。
何よりも大事なのはデスク
デスクワークは必然的に多くなるので、僕にとって一番大事なのはデスクだ。
イケアで買ったデスクソリューションは値段の割にはなかなかの品質。
奥行きがあるからPCの前でノート広げられたりしてかなり便利。
本もたくさん置けるし、正直、実家の数倍快適…
実家の机で拡張ディスプレイとか考えられなかったなー
目の前にはプログラミングや趣味の本
目の前のすぐ手が届く場所には、プログラミングに使う本や
読み途中の本などを置いてある。
勉強がしたくなるいい作業空間。
本棚はこんな感じ
家から持ってきた本や、東京に来てから買った本が並ぶ本棚。
正直、引越しの時はこの本たちが一番大変だった。
重いし、いっぱい持っていきたいし。
人の部屋に来たら本棚って結構目がいくと思うけど、
本棚ってその人の人生が出るよね。
と、こんな感じにデザインした僕の部屋。
物が揃った今ではかなり快適!
もともと実家では狭い部屋に姉妹と暮らしていたので、
6帖でもむしろ広く感じるくらいだ。
これから先しばらくは、この部屋で寝て、この机で勉強して、
ゲームを作って、友達を招いて、そうやって生きていくのだろう。
月7万5千円の価値を、ここに見出してやるぜ!!
一人暮らしを始めてから自炊をするようになったので、
せっかくだから僕が一ヶ月のうちに作ってみた料理をいくつか紹介。
最初のうちは楽しくて色々やってみたりする。
でも自炊をしたことのある人はわかると思うけど、
だんだん自分だけの食事に時間をかけるのが無意味に思えてくる。
僕もこのひと月は、いかにトータルの作業時間を減らしつつ、
金をかけず、そこそこうまい味で、ちゃんと栄養をとるか、
ということを考えながら料理を作った。
やっぱり基本はまとめて作って冷凍保存、だろうか。
料理する人は、冷蔵庫の大きさだけは妥協しちゃダメだと思う。
豆腐と野菜の味噌炒め
最初はレシピも何も無かったので、適当な具材を適当に味付けをして
適当に加熱調理していた。
少しずつ味が望ましくなるように修正することで局所的な解を得る、
古典的な最適化手法を用いて料理を作った。
写真は豆腐と玉ねぎとパプリカとアスパラと鶏肉を味噌とコチュジャンで炒めたもの。
これを作ったらその後しばらく台所の空気がコチュジャン!って感じになったので、
それ以来コチュジャンを使うのは控えるようになった。
とりあえず僕は人間にとって食べ物はかなり大事だと思っていて、
毎日多品目をしっかり摂るように心がけている。
だって、人間の体の全ては、その人が食べたものでしか作られないのだ。
その人の性格ですら、食生活で変わってくると思っている。
美味しいもの食べたらハッピーになるし。
鶏肉の甘辛焼きと温野菜のサラダ
僕は野菜が好きなのだが、多品目の野菜を摂るのに温野菜サラダが手軽だと気づいた。
というか僕は温野菜が好きだ。レンジにかけるだけで作れるのもいい。
そういう専用の容器も買った。
鶏肉のほうは普通に食べれる味だが、何かひとつ思ったような味にならない。
素人っぽい味というか、深みが無いというか、
両親の料理の味と比べて安定感がない。
これは課題だな、と思った。
かに玉
料理の基本って卵じゃね? と、料理の本に載っていたかに玉を作る。
これはなかなかうまくできた。
こういうのは酒とかみりんとかをちゃんと使って、
もたもたせずに調理すればそれっぽく仕上がることを学習した。
にくじゃが
一人暮らしの男があまりしないであろう煮物を作ってみた。
家庭の味、肉じゃがだ。たぶん家庭の味が恋しくなっていた時期だったのだろう。
ひとり分だし時間もかけたくないので、レンジで加熱してから
フライパンで一気に作った。にんじんはピーラーで薄くスライスすると
味がすぐ染み込んで時間短縮になるし、食感も面白くなる。
具沢山ラーメンと玉ねぎの丸ごと蒸し
昼とかは手軽なインスタントラーメンなどを。
ラーメンも普段はあまり食べないのだが、野菜ばっか食べていると
たまにはこういう俗っぽい感じのものが食べたくなるものだ。
それでもちゃんと野菜と肉は入れている。
基本的に自分は野菜メインで油っこくない料理を作っていたので、
そうすると、だんだん油分とか味の濃い感じを体が欲するようになる。
やはり適度にそういうものも食べなければダメなのだ。
あとなんか妙にお菓子が食いたくなった。
クッキーとか、ドーナツとかそういう系が。
ちなみに玉ねぎは1個だけ余っていたので、
どう食べようか悩んだあげく丸ごとレンジにかけて
バター醤油で食べた。普通に美味しかったけど1個はいらないな、と思った。
豚汁と餃子とみかん入りミルクゼリー
豚汁は昼の残り、ゼリーは来客用に作ったものの残り。
昼に作ったものの残りを夜また食べるというのも基本的な手だ。
餃子もわざわざ餡から手作りで作った。
僕の父は料理がうまいのだが、父の作る餃子はまた格別なのだ。
僕も父の味に少しでも近づきたいと思い、見よう見まねで作ってみた。
味は結構それっぽく出来上がったので満足。
余ったぶんは焼く前の状態で冷凍保存しておけるのも便利だ。
ただ、55個作るのに軽く2時間かかったので、
また作るかと問われたら微妙だ。
カレーライスとアップルケーキ
プログラマーらしく汎用性のある冷凍保存のストックを作ろうと思い、
野菜スープの汁が少ない版を多めに作って小分けにして冷凍した。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、鶏肉、しめじをコンソメで煮込んだもの。
これなら水を足せば普通にスープになるし、
ルーを足せばカレーにもシチューにもなる。
毎回野菜を切って煮込んで、というのはやってられない。
特に野菜が柔らかくなるまで煮込むのは結構時間がかかる。
これを作っておくことで色々な場面でショートカットができるようになる。
写真は余った野菜スープにルーを足してカレーにしたもの。
あと来客時のもてなし用に、りんごとくるみのケーキを焼いた。
これも冷凍保存しておけるのがよい。
食べる時はレンジにかけてからアイスクリームでも添えれば、
かなりそれらしいお菓子になる。
水餃子と納豆
冷凍保存を活用した例。
冷凍しておいたスープに、冷凍しておいた餃子を入れただけのもの。
スープはいきなり鍋に入れるよりレンジに6分くらいかけてから
火にかけた方が、最終的な調理時間は短くなる。
このメニューは洗い物が少なくて済むうえに、火にかけたら
あとは放っておけばいいので、忙しいときには最適だ。
納豆は好きなのでよく食べる。
安いしボリュームがあるし栄養価が高いし。
納豆も餃子も匂いは強いけど…。
ラタトゥイユのパスタと焦げた鮭のムニエル
一人暮らしの定番と言えばパスタだ。ゆでるだけで主食になるし
色々なものと合わせられるし、何より安くて保存がきく。
さらにラーメンなどより若干おしゃれという幻想があるので、
一人暮らしには人気が高いアイテムだ。
パスタには多めに作ってこれまた冷凍保存しておいたラタトゥイユをあえた。
ラタトゥイユはフランスの保存食らしい。
前に姉と母に連れていかれた小洒落たカフェで出てきたお姉さんが
そんなことを言っていた気がする。
要はナスとかパプリカとかズッキーニなんかを細かく切って、
ガーリック、オリーブオイルと合わせて炒め、トマトベースで煮込んだものだ。
ズッキーニなど売ってないので僕は代わりにキュウリを使い、ベーコンも入れた。
冷凍しておいたこれをチンしてパスタにかけるだけであら素敵、フレッシュなディナー。
ちなみにパスタもレンジで茹でた。
もはやレンジが無かったら僕の料理は成り立たない気がする。
鮭のムニエルは、
「ハッ、こんなん小麦粉つけてバターで焼くだけだろ」
とか油断してたら焦げた。無念。
スーパーの餃子とかいわれのサラダ
チルドの点心餃子が16個で89円というまさかのプライスで売っていたので、
餃子好きな僕は冷凍庫に自作の餃子がまだ30個眠っているにもかかわらず、
買ってきてしまった。
焼く時に少量の小麦粉をといた水を入れて蒸すと、
いわゆるひだつき餃子みたいな感じでパリッと仕上がっていい感じ。
かいわれは結構好きだが、意外に安くてびっくりして購入。スーパーで50円程度。
どう料理してくれようか迷った末、シーチキンとコーンが入った缶詰を
そのまま混ぜてみたら、庶民的な感じではあるがなかなか美味しかった。
ちょっとした酒のつまみにもちょうどよさそうだ。見た目も鮮やかだし。
水菜と豆腐のサラダに、リベンジムニエル
先日失敗したムニエルに挑戦してみた。
というか、2匹入りで買った鮭の賞味期限がその日だったので慌てて調理した。
油断さえしなければムニエルなど俺の敵ではない。
あと雰囲気で作ってみたのが、水菜と絹ごし豆腐に茹でた豚肉を加え、
いりごまとゴマだれをかけたサラダ。飲み屋とかで出てきそうな感じ。
豆腐とゴマだれは相性がいいので、これはハズレなし。
かなりのボリュームで大満足だったが、費用も200円程度とお手頃。豆腐は安い。
両親が来たときに振舞った食事
両親には荷物を運ぶのに車で行き来してもらったりと
引越し時にもお世話になったので、2回目に新居に来た時に
覚えたての料理を振舞った。
かに玉と、カラフルな温野菜サラダと、若干焼くのに失敗した手作り餃子。
作っておいたアップルケーキもおやつに出した。
料理がうまい両親は手を出さず、ご飯を炊くところからお茶を注ぐところまで、
全部僕一人に任せてくれた。
嬉しそうに写メを撮る父と母を見て、すごく嬉しくなった。
これからどんどん恩返ししていかないとね。
ということで、ひと月経ってようやく落ち着いてきた新生活。
正直仕事が始まったら忙しくて、料理などしている暇もなくなるだろうと思う。
しかし今のうちに身につけておいた一人暮らしのスキルは、
時間が無くなったときこそ効果を発揮する気がする。
4月から社会人だ。頑張ってこう。
独立洗面の前で調子に乗る筆者
ちなみにこの家の気に入ってる点は、風呂を出たところに独立洗面がついてるところ!
鏡には「ハンサム」という紙を貼って、
鏡を見た人が「アホかw」となるような小細工をしているよ。
他にも家には客をニヤッとさせるようなギミックがあったりするので、
うちに来る友人は、期待していたまえ!