アイディアのドリル: Like ボタンの別案を考えてみる

Created: 2013-09-26
Modified: 2013-09-26
Written by Tatsuya Koyama

どうでもいいことを綴る幸せ

涼しくなってきました。これくらいの陽気は過ごしやすくて心地よいですね。 そんな夜は どうでもいいことを綴って 世の中にフワっと届けましょう。 なあに、ありがちだったり、くだらないと思うことでも、 自分の手でわざわざ形にしてみるというのは、何かを閃く力の良い訓練になるものです。 そう、これはいわば アイディアのドリル。

今夜のお題はこちら。


あのボタン

そうですね。20〜30 代の健全な大人が web を見ているとよく出会うやつ ですね。 さてこの「いいねボタン」(Like ボタン)ですが、 バリエーションがこれしかなくてちょっと物足りなくなったことはありませんか。

いや、わかっていますよ。 何を隠そうこの Like だって、最初は Dislike ボタンとペアで登場していました。 でも Dislike なんていらなかった、シンプルに Like だけで良かった、 そうした経緯があって今の状態に落ち着いていることは知っています。 でも、時代は巡るものです。もう一度他のパターンが無いか、模索してみたっていいではないですか。

とりあえず思いつくパターン

いいね! は便利な言葉なんですが、「正直そこまででも」ってことはよくあります。 だからまず欲しくなる手頃なボタンは、これじゃないでしょうか。


そこまででもない時に

使い勝手がいいですよね。 まあ、たまには腹を割ってストレートにいってみてもよいですけどね。


思い切るパターン

ちょっとブラックに

いいね感は出ているけど、ちょっと複雑な大人の事情があって両手離しでは喜べない。 そんな時は大人らしくグッと堪えつつも、隠しきれない感情を滲み出させましょう。


なんかあるパターン

あと時々、「こいつ Like しすぎなんちゃうか」と思うくらい「いいね!」をする人もいます。 行き過ぎると思考が停止して、「とりあえず Like しておけばいいんだろう」 みたいなスタンスで事務作業のように Like をプレイしてしまう人もいます。 そんな時はちょっと皮肉ってみましょうか。


広告業界っぽく

英語の businesslike にはあんまり否定的な意味は無いらしいので、 日本限定の表現になっちゃいますけどね!

もっと感情豊かに

「いいね」しかないことの最大の問題は、もっと複雑で深みのある人間の感情が いっしょくたにまとめられてしまうことではないでしょうか。 もっと自分の思いの色彩を素直に伝えたい、そういうニーズはあると思います。 ならば抽象化などせず、そのままの言葉で伝えましょう。


友人のノロケ話などに


いやそれはちょっと見過ごせない、という話題に


時には否定的な意見も正直に


もう「はい」としか言いようの無い時に

おお、ずっと人間らしい感じになってきましたね。 息遣いが消えてしまいやすいと思われがちな web ですが、 まだまだ捨てたもんじゃないです。そこには確かに、人がいるんだ。

調子に乗って

この勢いで、さらにひねってみましょう。 一口に「いいね」(良い)と言っても、色んな雰囲気の「良い」という感情があるはずです。 例えばこれはまたちょっと違った「良い」の伝え方です。


ちょっと特別な「いいね」

あとこれもよくあるんですけど、「いいねの中でもひときわ強く『いいね』したい!」 という場合だってあります。その辺の強弱も出していきましょうか。


全力で

ちょっと落ち着いて

アガる方向の感情表現があるなら、もう少しおとなしくなる方向性もあるでしょう。


しゅんとして

「ああこの人、恋人いたんだ…」みたいな ソーシャルネットでありがちな展開などにおいて、意外と使い道のあるボタンな気がします。 もしくはそうした、ちょっとヘコんでいる人がいるのなら それを全て引っくるめて受け止めてあげるというのも優しさなのかもしれません。


泣いたっていいんだよ

まとめ

いかがでしたでしょうか。みんなが似たようなポストをし、 そこに Like が溢れ、ひいては没個性化も見え隠れするソーシャルメディアの闇…。

でもね、僕はそうした現象も全部含めて、人間らしくていいと思うんですよ。

ということで最後のまとめは月並みなところですが、やっぱりこうなっちゃいますかね。


やっぱこれでいいね!



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